はじめまして。羽根と申します。
はじめまして。学部2回生の羽根と申します。
奈良は盆地だからか、他県よりも暑いですね。
5月26日に奈良女子大学にて行われた、『人工知能は天使か悪魔か』という講座に参加したところ、M1の鈴木さんとお話しすることができて、このmekabuにお誘いしていただきました。
私はもともと、人間関係が苦手で、そこから行動心理学に興味を持ち、脳、人工知能、プログラミング、数学・物理と収束させてゆきました。
けれど、特にこれがやりたい!!という具体的なものはなく、今はがむしゃらにいろんなものにチャレンジしたいと思っています。
鈴木さん、小林教授のオススメから、まずは本を読んでみようということになりました。本を読めば新しい発見や、何かやりたいことがみえるからだと思います。
2冊読んだのですが、著者が同じなので、著者が、本を通して一般の人に伝えたいことは同じように感じました。
まず1冊目は、こちらです。
受験を終えたての私にとっては興味深かったです。決して本筋ではないにしろ、多くの研究者尽力してロボットに試験問題を解かせているのが、ワクワクしました。
『理解とは何か』というのが印象的でした。コンピューターは文字列をただの記号としか捉えていないけど、ヒトは、文の意味が分かる。私は岡田と広島に行った。という文と、私は岡山と広島に行った。という文は、一文字しか違いませんが、岡田は人の名前で、岡山は地名だ、と自然と思えると思います。これは、コンピューターには難しい。
確率が有効なことも分かりました。例えば、(私はルールを知りませんけど)チェスや囲碁をコンピューターに解かせる時、全ての一手をシミュレートしていたらキリがないので、確率的にうまくいく一手を出すのだそうです。
また、工学的な取り組み(うまく行く方法を楽に早く見つけたい)と、理学的な取り組み(〇〇とは何か?と原理に迫る)は、どちらも大切なんだということがわかりました。私の好みは理学的な取り組みなのですが、時には割り切りも必要なのかもしれません。
これは、実生活でもそうかもしれませんね!つまり、グダグダ考えてないで行動しよう!ということです。
2冊目はこちらです。
小林教授が、ポイントを押さえながら読んでくださりました。ありがとうございます。
数学という言葉に適しているのは、論理、確率、統計。
日常生活の現象を、この3つのどれかに落とすことができれば、コンピューターで再現することができる。しかし、私たちの脳の仕組みはわからないことだらけ。人工知能の研究は、脳の研究と密接に関係があるのかな、と思いました。
ラズベリーパイというコンピューターでのきゅうり分別は印象的でした。
2冊に共通したメッセージは、シンギュラリティはこないが、人工知能はヒトのライバルになる、ということです。私たち日本人は、暗記や計算といった、人工知能の得意とすることを学校で勉強してきてしまったため、ピンチなのです。
それなのに、2020年から小学校によるプログラミング教育が必修化するそうですね・・・日本語すら読解、理解できないというのに・・・
P.S.
私と一緒に、許(キョ)さんもmekabuに加わらせていただいたのですが、私たちは二人とも音楽が好きなので、何か音楽と関係のあるプログラミングを書いても、楽しそうだな、と思いました。
後期からは、Pythonを許さんと二人で勉強しようと考えています!お互いプログラミング初挑戦なので、mekabuのみなさんの温かい支援をよろしくお願いいたします・・・
P.P.S.
恋都祭にて、私、許さんを含むNe(ネオン)というバンドで演奏するつもりなので、ぜひ、そちらの応援も、よろしくお願いいたします!笑